油性の染み
油性にあたる染みは、油が入っているものを示しており、長時間放置しておくと取りにくくなり、染み抜きもかなり面倒なことになるようです。
油性に該当する染みは、バターやマヨネーズ、それからオイルを含んだクレヨン、化粧品でも油が使用されているメイク落としのオイルや口紅といったものが挙げられるでしょう。
油性タイプの染みも水溶性タイプと同じように、染みになってしまったらなるべく早く染み抜きを行うのが一番の対策です。
染みができてしまった場合に、直ちに手立てできるときには応急処置を取りますが、成分次第で対処方法はチョット違います。
マヨネーズなどといった食べ物の染みについては、乾いた布が必要となります。
この布を活用して染みになっているところをつまむように染み抜きを行います。
付いてしまった油を取り除くように、つまみながらの染み抜きを行うのが誤りのない応急処置とされています。
しかし、これを試しても染みを取ることができなかったという時には、本格的な染み抜きを実施しましょう。
まず、タオルを染みの下にあてて、布にベンジンを含ませます。
この布を用いて叩いて染みを抜き取るように染み抜きを行っていきましょう。
この他、不必要な歯ブラシを扱って軽く叩いて染み抜きするのも良い方法です。
染みを消したら、水で強めに絞った布を使用して改めて叩き、自然乾燥させましょう。
それと、クレヨンや口紅の場合は、何もせずに早めに本格的な染み抜きを行いましょう。
しっかり染みを取っていく方法というのは、大方はマヨネーズが付着したときの染み抜きの手順と同じになります。
油性に該当する染みは、自分で染み抜きするのは非常に困難だと考えられています。
染み抜きが思うようにいかない時は、プロフェッショナルなクリーニング店に頼るのも悪くないでしょう。